メッセージ

MESSAGE 01

「同じ釜の飯」文化で仲間を大切にする伝統があり、共通の目標に向かって協力し合える仲間がいます。手術が上手くなりたい人、論文を書きたい人、研究に打ち込みたい人、教授を目指す人、留学したい人、地域医療に従事したい人、地道に努力を続けたい人など、さまざまな目標を持つ仲間がいます。ぜひ入局をお薦めします。

戸島 剛男Takeo Toshima, M.D., Ph.D.

(2007年入局 / 講師)

九州大学第2外科に入ったきっかけは?入局を決めた理由や志望動機を教えてください
肝硬変や肝癌の根治的治療として肝移植手術において日本屈指の実力を誇る第二外科に魅力を感じました。また、学生係の先輩や医局長、教室員の先輩方から熱心にお声がけいただいたことも大きな要因です。きっかけは、5年生のベッドサイド実習で末期肝硬変の患者さんに肝移植を行い、驚くほどあっというまに状態が改善する様子を目の当たりにしたことでした。その瞬間に肝移植の魅力を強く感じ、迷わず入局を決意しました。
また、学生係の先輩(当時の吉住教授)や医局長、教室員の先輩方から熱心にお声がけいただいたことも大きな要因です。
九州大学第2外科の良いところを、それぞれの目線で教えてください
消化器外科、胸部外科、血管外科、乳腺外科など、多領域の診療グループと共に診療することで、専門領域に限らず、様々な知識や手術技術を学ぶことができます。また、出身大学や性別に関わらず、手術の機会や役職などの同等の機会が得られる体制が整っており、ワークライフバランスを考慮した病院配属も行われています。そのため、各専門領域の専門医の取得に困ることはなく、キャリア形成がしやすい環境です。
九州大学第2外科の雰囲気や風土、仲間について教えてください
様々な性格、目標、専門性を持った医局員が集まっています。昨今の多様性が尊重される中でも、共通の目標に向かって協力し合う雰囲気があります。医局員はみな気軽に話せる先輩・後輩の関係ですが、特に初期研修を終えた同期入局者が大学病院病棟で共に勤務する「同じ釜の飯」文化があり、仲間を大切にする伝統があります。そのため、入局して年数を重ねても同期や近い年代の仲間とは特に気軽に話せる関係が続いています。各診療グループ間の垣根も低く、多様な観点から診療に取り組むことができます。また、入局後も興味のある手術や研究のために海外留学や国内留学という選択肢もあります。第二外科には多数の関連病院がありますが、大学だけでなくどの関連病院でも後輩への指導体制が整っており、各種専門医に必要な症例数や技量の指導を受けることができます。
最後に、入局を検討されている方へメッセージをお願いします
大学および関連施設では、多くの手術を経験することができます。また全国各地に同門の先輩がおられるため、留学などを通じて様々な経験ができ、自分の可能性を広げることができる医局です。手術が上手くなりたい人、論文を書きたい人、研究に打ち込みたい人、教授を目指す人、留学したい人、地域医療に従事したい人、地道に努力を続けたい人など、個々に様々な将来の目標があると思います。入局後、日々の経験を通じて自分なりの目標が見つかることでしょう。幅広い選択肢を選べることも第二外科の魅力です。ぜひ入局して一緒に頑張りましょう!

MESSAGE 02

興味があるなら思い切って外科医になりましょう!!

財津 瑛子Yoko Zaitsu, M.D., Ph.D.

(2011年入局 / 助教)

九州大学第2外科に入ったきっかけは?入局を決めた理由や志望動機を教えてください
研修医1年目の外科ローテーションで第2外科を選択したことが入局のきっかけです。内科志望でしたが、思いのほか手術が好きな自分に気付きとても驚きました。(今から思うと先輩の指導の賜物だったと思います。)外科医には到底向かないと思っておりましたが、内科医になったら手術に携われないと思うと、心がざわつく寂しさを覚えました。やらぬ後悔よりやる後悔だと思い、内科系で固めていた2年目の選択研修をすべて外科に変更し、今に至ります。
九州大学第2外科の良いところを、それぞれの目線で教えてください
多くの先輩方が様々な方面で活躍している点が第2外科のよいところです。臨床、研究、国内・海外留学、多様な医師のキャリアのどれをとっても活躍されている先輩がいることは励みになりますし、自身の将来をより具体的にイメージできます。また同期が多いことも特徴です。先輩方の背中を見つつ、多くの同期や後輩と切磋琢磨できることは、医師にとって理想的な環境だと思います。
九州大学第2外科の雰囲気や風土、仲間について教えてください
第2外科の5代教授であられた井口潔先生がまとめられた「老婆心録」という小冊子があります。これは外科医としての心構えをまとめたものですが、その内容はどういう人間であるべきかを強く訴えかけています。第2外科は外科医の修練を通して、人格を育てる風土のある科だと思います。研修医の皆さんにとって、それは少し古臭く感じるものかもしれません。しかし、医師の仕事が収入を得るためだけの手段になるのはもったいないと思います。仕事を通して自分がどういう人間であるべきか考えさせてくれる雰囲気が第2外科にはあります。
最後に、入局を検討されている方へメッセージをお願いします
生まれながらの外科医はいません。自分に向いているのか、続けられるのか悩みながら、その過程で外科医になっていくものだと思います。ですから、もし手術が好きで外科に興味があるならば思い切って外科医になりましょう!!手術が好きな皆さんと一緒に働くことを楽しみにしております。

MESSAGE 03

目標に向かって切磋琢磨できる仲間が消化器・総合外科にはいます。

伊勢田 憲史Norifumi Iseda, M.D., Ph.D.

(2017年入局 / 助教)

九州大学第2外科に入ったきっかけは?入局を決めた理由や志望動機を教えてください
初期臨床研修を第二外科関連病院で行いました。外科ローテートしている際に第二外科の先輩方が生き生きと日々の臨床をされている姿を見て第二外科に興味を持ち入局を決めました。
九州大学第2外科の良いところを、それぞれの目線で教えてください
様々な疾患グループ、様々な関連病院、様々な医局員がおり多様性があります。その中で、組織として吉住朋晴教授のもと同じ目標・価値観を共有して協力していくチームワークがあります。とことん自分がやりたい仕事を突き詰められる環境があります。
九州大学第2外科の雰囲気や風土、仲間について教えてください
多くの仲間が在籍しており、日々切磋琢磨し頑張っています。後期研修中に同期の入局者が大学病院病棟で一緒に勤務し、仲間を大切にして皆で頑張っていく伝統があります。困った時に助けてくれる先輩、同期、後輩に恵まれており安心して診療ができます。
最後に、入局を検討されている方へメッセージをお願いします
消化器・総合外科に入局すれば多くの専門診療科、関連病院など選択の幅が広がります。仲間として一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

MESSAGE 04

家庭と臨床・研究を両立し、活躍できる医局です。

大森 幸恵Sachie Omori, M.D.

(2019年入局 / 大学院生)

九州大学第2外科に入ったきっかけは?入局を決めた理由や志望動機を教えてください
学生時代から女性であることを活かすことができ、診断から治療、緩和とはじめから最後まで患者さんに関われる乳腺外科に魅力を感じていましたが、男性が多い外科の医局に入局を決める際は、やっていけるのだろうかと不安に思いとても悩みました。しかし、指導熱心で優しい先輩方や医局の雰囲気に惹かれるとともに、女性医師として家庭と臨床・研究を両立して活躍していらっしゃる先輩方がたくさん在籍されていたため、安心して入局することができました。
九州大学第2外科の良いところを、それぞれの目線で教えてください
その人の希望や適性に合ったキャリアを選択しやすいところです。私は外科専攻医の最後の1年は乳腺外科を中心に修練を行い、乳癌の基礎研究に従事したいと希望するようになり大学院に進学しました。臨床とは違った初めての世界で非常に刺激的で楽しい毎日を送っています。昨年結婚し、卒業後の働き方について悩むことがありますが、第二外科には女性医師として第一線で働いている先輩、家庭と仕事を両立しながら専門医を取得し働き続ける先輩のどちらも在籍されており、自分に合ったキャリアを積んでいける環境が整っているので心強いです。
九州大学第2外科の雰囲気や風土、仲間について教えてください
横のつながりも縦のつながりも大変強く、面倒見のいい先輩方がとても多いと感じます。それぞれの診療グループ間の垣根も低く、研究のことでご相談したときは、どのグループの先輩も熱心に指導してくださいます。後輩や同期とは何でも話せる間柄で、困った時はいつも助けられています。私が家庭と研究の両立ができているのも、吉住先生をはじめ、みなさんのご理解と温かなサポートのおかげだと感謝しております。
最後に、入局を検討されている方へメッセージをお願いします
九州大学第二外科は家庭を大切にしながら、臨床・研究を行い、キャリアアップを目指すことができる環境が整っています。外科に興味がある方、臨床・研究ともに頑張りたいという方、乳腺外科に興味があるけど、入局を悩んでいる方がいらっしゃればぜひ一度見学にいらしてください。